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フォーカスする分野は”Health care industry"
ライフサイエンス
1980年代より大きな産業として確立されたライフサイエンスインダストリー。遺伝子工学、細胞工学が中核となる産業は医療分野で治療薬として開発成功されたのち、ツール、診断、最近では情報サービスにと成長しています。2000年のヒトゲノム解明による研究から産業としてのトランジッションが顕著にみられます。 診断 従来より存在する診断薬に加えて、21世紀産業として遺伝子診断や細胞診断が開発されてきています。治療を最適化するため、また個人の体質の判別など産業としての重要性が検証され、ビジネスとしてやっと開花した産業。従来のビジネス手法とは異なったアプローチとプロダクト開発により、利益率の高いビジネスとして着目されています。今後一層この分野の飛躍が期待できる分野です。 ヘルス/メディカルテクノロジーズ ヘルスケア産業と異業種が融合されて出てきたたテクノロジー産業。ヘルスケアプロダクトの治療、モニタリング、診断がより一層コンパクトに、リモートに、使いやすく開発されつつあります。血糖値モニタリングのデバイスとワイヤレス通信の結びつき、ワイヤレス機能つき心臓ペースメーカーも開発されつつあります。人々の健康維持、治療に必要なデバイスが一層使いやすくなるプロダクトが期待できます。 メディカルデバイス バイオメディカルエンジニアリングの中核産業となる、メディカルデバイス産業。当産業は欧米における慢性疾患の治療用デバイスを多く生み出し、メガ産業として確立しました。プロダクトは広範囲にて、心臓ペースメーカー、ステントなど体内埋め込み型デバイスから簡易の診断機器、試薬、キットなど多種多様です。マーケットトレンドとしては従来のプロダクトに加えて新たな機能を付加した高機能機器が着目されています。診断と治療の融合、治療とモニタリングの融合が見られます。 医薬品 低分子化合物の医薬品から、高分子医薬品が大きく飛躍してきている21世紀です。今後も一層細胞、遺伝子の研究成果より新たな治療、医療方法が確立されていくでしょう。一方、ヘルスケア経費削減が各国で見受けられ、今後は従来の治療、医療費にプレッシャーがかかる模様です。従来のプロダクトよりも一層の効果、効能が必要とされると同時に、金額面での見直しも必要です。治療を左右する診断、ヘルスケアテクノロジーとの組み合わせも今後考えられる動向です。 ヘルスケアサービス 診断、モニタリング、ITがヘルスケア産業と融合した産業は創世期です。治療・医療分野におけるIT活用は他産業よりも遅れがみられたものの、多方面で活用が試されてきています。今後一層われわれの実生活に近い応用が期待さています。キーはビジネスの具体的なアプリケーション、効果・効能の検証とカスタマーの見出し。 |